2024年4月1日
お世話になっております。ようちゃん通信です。
早いものでもう4月、暖かい日も増えて春を感じますね!世間では新しい年度のはじめ。なんだかソワソワする時期ですね。
さて、今回は日本の伝統とも言える印章文化のお話。
印章とはいわゆるハンコの事ですが、近い言葉で「印影」や「印鑑」という言葉もあります。意味はなんとなくわかっても具体的に違いは何?と言われると困ってしまう方、結構いらっしゃるんではないでしょうか。
◆印章◆
印章は、印影を作成するための具体的な道具(ハンコ)で、木材や象牙、金属など様々な素材で作られています。日本では、これを使用することが、公的な文書を正式なものとする慣習になっています。
◆印影◆
日本では、文書や契約における承認の証として「印影」が使われていますが、これは、印章を紙などの上に押した跡のことを指し、署名と同等の法的効力を持ちます。
◆印鑑◆
個人が使用する印章には「印鑑」という名称があります。つまり苗字や名前のハンコが印鑑というわけですね。
しかし、印鑑には「実印」としての登録がされていないと法的な効力が発揮できない場合もあるので注意が必要です。
春は何かと新しいスタートを切る時期。この機会に、自分の実印を新調するのも良いかもしれません。
~あとがき~
印章、印影、印鑑。似てる言葉って多いですよね。日本語って難しいなと改めて感じました。間違った認識で覚えている言葉も結構あったりするので何かのきっかけで調べ直してみるもの必要かなと思いました。
ご一読ありがとうございました。